セーラー服とエッフェル塔 (文春文庫) : 女子校生大好き!女子校生と犯る


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セーラー服とエッフェル塔 (文春文庫)

セーラー服とエッフェル塔 (文春文庫)
鹿島 茂
セーラー服とエッフェル塔 (文春文庫)
定価: ¥ 550
販売価格: ¥ 550
人気ランキング: 182253位
おすすめ度:
発売日: 2004-05
発売元: 文藝春秋
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

セラー服と機関銃、、、じゃなくてエッフェル塔?
鹿島茂と言う人は故伊丹十三にエレガンスとより強烈な好奇心を加えた様なエッセイを書かれる。日本だけにセーラー服が定着した理由なんて普通考えないですよね。水兵が水に入った時脱ぎ易いようにあの形になった様です、、、それがどうして女学生に、、。玩具箱のような好奇心旺盛な人が、独断と偏見と文献によっていろいろな話を語ってくれます。之を、面白いと感じるかどうかは読み手の側の問題なのでしょう、私は残念ながら大好きです。

エッセイの分岐点的一冊
 はたして、これをエスプリの結晶と呼んでよいものかどうか。判断は読者諸氏に任せるとして、軽妙な文章で、些細な疑問が、重厚に考察されていく様はスリリングで実に面白い。取り上げられるテーマも、読者の度肝を抜くようなものばかり(SMの様式美、食文化の相違、糞便論、ブルセラから情死まで!!)。その些細な疑問を真剣に見立てる著者の、適度に力の抜けた本気振りがユーモラスで、同じく“見立て・仮説好き”な私も、思わずうなづきながら頁を繰ってしまう。
 面白いのだ。軽妙なのだ。いや、実は少し軽薄な感もある。そこが、まさに本書をエッセイの分岐点にしている要素で、エッセイおよびエッセイストが、80年代的な文脈で捉えられるとき、そこには、大衆芸能染みた、自嘲的でいて嘲弄的な、奇妙な“居心地の悪さ”を感じてしまうのである。もともと90年代後期に連載されたエッセイを集めた一冊のなのだが、それにしても、90年代後期ですら、すでにしてエッセイというものの質量がここまで軽くなっていたのか、と驚かざるを得ない。
 文庫の最後には、作家・丸谷才一によって、「エッセイの分岐点的一冊」というような文章が寄せられているが、これは好意的な評で、私のものとは異なっている。
 もっとも、バックボーンのしっかりある著者だからこそ、このような傾きが許されるのであろうから、憂うことこそ野暮なのではあろうが。

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